12月下旬、5ちゃんねるに「世間『年末年始のパチンコは出ません』」というスレッドが立っていた。一見すると注意喚起のようなスレに見えるがさにあらず。フタを開けるとスレ主は「実際これは大嘘」と書き込んでいる。スレッドの趣旨を把握いただくためにも、書き込みの一部を引用したい。「クソ田舎は出る」
「スロ歴2年のワイから言わせるなら年末も普通に6ある」
「年末年始は客増えるから出さないと宣伝にならない」などなど、こういった塩梅で楽観的な人の意見が目に付くのである。これは果たして事実か……というと、実は全部が全部妄想というわけではない。
中には年末年始に出す店もある。具体的には、この時期にお店をグランドオープンしたホールはこれに該当しやすい。たとえば12月30日にオープンした店などは、この日を開店記念日として集客するために、ちょっと普段よりも甘い調整にしているということはある。
また、これは2025年元日の話になるが、業界最大手の東日本マルハングループは、当時設置台数も多く主力機種であったスマスロ『北斗の拳』を全台高設定で営業していたとネット上で話題になった。
あくまでも打った人たちが高設定に気づいた上でネットを中心にバズっちゃっただけで、東日本マルハンはこれをダマで仕掛けたに過ぎないが、まあこんな感じで出すことはあるのだ。
■年末年始にホールに行こうとしている人は結局行く
でも、やっぱり大抵のホールにとっては年末年始は重要な稼ぎ時。さっき引用した意見の中に「客が増えるから出さないと宣伝にならない」というものがあったけど、これはちょっと違う。
普段より客が多いからこそ、稼働マジックで出ているように見える台が増える。要は暇な人が出るまで回すとか、そういうことも結構あるのだ。釘が渋くてもラッシュにぶち込んで爆連させる剛腕暇人もいれば、設定1なのに上手く有利を切って万枚を出す剛腕暇人もいる。
客の数が増えればそれだけ上振れも目立ちやすくなるので、通常営業となんら変わらない状況であるにもかかわらず、よく出ているように見えるケースは珍しくない。みんなもっと冷静になった方がいいのである。
ただ、こういう事実を淡々と書いてみても、依存症には通じないんだよなぁ。彼らはもう、「年末年始どう過ごそうか」ではなく「年末年始どこの店で何を打とうか」という一段階進んだ段階にいる存在。
この時点でのこうした忠告ほど無駄なものはないのだ。もうウッキウキなのだ。たとえ店側が「この日は回収しますよ」とか正直に伝えたとて、朝早くから抽選に参加する。それが依存症だからね。結局行っちゃうんだ。それでいいんだ。・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報
