近年、特に若年層の間で「アルコール離れ」が顕著に進んでいる。その背景にあるのは、新型コロナウイルスを機に高まった健康志向やライフスタイルの変化に加え、「ソバーキュリアス」(Sober Curious:お酒を飲めるが、あえて飲まないライフスタイル)の広がりだ。数年前から欧米の若者を中心に拡大してきたこの文化は、今、日本の飲食業界に大きな変革をもたらしつつある。厚生労働省の調査では20代や30代の飲酒習慣率は低下傾向にあり、国税庁の統計によると、日本人1人あたりの酒類消費量も減少傾向にある。そして忘年会や歓送迎会といったような会社主催の宴会も激減している。これはアルコールなどを製造販売している酒造メーカーや、それらをメニューに揃える飲食店にとっては由々しき事態である。
「飲まない」「控えめに飲む」という新たな価値観が、長らくアルコール飲料が客単価を支えてきた飲食業界に大きな変革をもたらしている。メーカーや飲食店はアルコールを飲まない層のニーズをキャッチして、ノンアルコール飲料や低アルコール飲料、さらには健康要素も織り込んだ飲料を、新たな戦略的な柱に据え始めている。・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報