■外国人離れは序の口。旅客数の減少が続くハリー・リード国際空港では、とりわけ国内線の落ち込みが深刻だラスベガスの観光業にさらなる減速の兆しが見えてきた。アメリカ・ネバダ州にあるハリー・リード国際空港を利用する旅客数が、8月も減少した。3カ月連続の減少になる。
観光はラスベガス経済の生命線であり、ホテル、カジノ、レストラン、娯楽施設を支える中心産業だ。観光客の減少が続けば、雇用や税収、さらには都市全体の経済回復にも波及しかねない。
ハリー・リード国際空港によると、8月の旅客数は456万人超で、前年同月比で約6%減少したという。年初からの累計でも、前年同期比で4.5%減の約3700万人にとどまっている。(中略)
■サービスの値上げが需要を直撃
(中略)
ラスベガスでは2025年に入って以降、観光客数の大幅な減少が続いている。ホテル、カジノ、レストラン、コンベンションホールなど、あらゆる分野でその影響が広がっている。ホテル業界の調査会社STRによると、7月初旬のホテル稼働率は66.7%と、前年同期比で約17ポイントも低下した。
その影響で、カジノや観光業界の従業員はシフトの減少や労働時間の短縮を余儀なくされている。巨大ホテルやカジノが集中するストリップ地区の中小店舗においても来店者数の減少が顕著だという。
業界アナリストたちは、観光不振の背景には複合的な要因があると分析する。リゾート料金や駐車場代、水やコーヒーといった基本的なサービスの価格上昇などが訪問者の不満を招き、「細かい追加料金が多すぎる」との声が上がっている。・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報