繁華街などを走行して夜の店業の求人サイトなどを宣伝する広告宣伝車(アドトラック)。騒音や広告内容に対する苦情が各地で相次ぎ、規制を求める声が上がる中、かつて夜の店求人サイトの運営やアドトラックの導入に携わった男性が毎日新聞の取材に応じ、「知名度アップにつながったが、今は後悔している」と打ち明けた。男性は関東在住。10年ほど前まで夜の店求人サイトを運営する会社で働いていた。サイトに夜の店店の求人広告を掲載することで掲載料が得られるビジネスで、億単位の売り上げが得られた。
他社サイトと広告の獲得競争が激しさを増す中、会社は「知名度を上げ、事業規模を広げる」という方針の下、東京都内でアドトラックを走らせることにした。法に触れないかどうかを確認したが、広告内容には基本的に規制がかからないことが分かった。
装飾を派手にして大音量で歌を流しながら走らせるスタイルにしたのは、「人目を引き、記憶に植え付けることで、女性がお金に困った時に検索してもらえるように」という狙いからだった。
効果は絶大だった。交流サイト(SNS)で話題になり、サイトの利用者が増えるに従って求人の掲載数も右肩上がりに増え、売り上げアップにつながった。
しかし、反響が広がる一方で、男性の中で増していったのは「罪悪感」だったという。
「さすがに青少年によくないと思った。子どもの前を『夜の店で働きませんか』という車が通ったら、コノヤローと思うでしょう」。実際、男性の子どもがトラックから流れる歌を口ずさむのを聞いた時には鳥肌が立った。
男性はその後に業界を離れ、別の仕事をしている。全国で夜の店求人のアドトラックが走っている現状に、「非常にまずい状況だと思う。関わったことに後悔しかない。気づくのが遅かった」と吐露し・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報