今でこそ「1,000円の壁」は死語になりつつあるが、それでもラーメンの価格に対する消費者マインドは厳しい。パスタであれば普通に1,000円でも1,500円でも払うのに、なぜかラーメンとなると財布の紐が厳しくなる価格感覚の違いはどこから来るのだろう。同じ小麦粉を使った麺料理であるにも関わらず、である。現代のラーメンは昔のラーメンと違って、素材も吟味して厳選したものを使っているためスープや具材に対するコストがかかっている。さらには仕込みなどの労働負荷も高く、人件費もかかっている。もちろんその構成にもよるが、例えばカルボナーラ一杯よりも豚骨ラーメン一杯の方が原価も手間もかかっているだろう。
それなのにカルボナーラには平気で1,500円を払う人が、豚骨ラーメンとなると1,000円で渋い顔になる。
その違いはラーメンとパスタでは私たちに親しまれてきた歴史的な背景が異なることに起因する。
戦後の闇市や屋台などで安い大衆食として認知されたラーメンと、豊かになった時代にイタリアンやカフェのアイテムとして広まったパスタの出自の差だ・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)引用元
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Source: 鈴木さん速報