中国は、外国政府が保有する金準備の保管国として名乗りを上げようとしている。
事情に詳しい関係者が明らかにした。金市場における国際的な地位を強化する目的だという。非公開の協議だとして匿名を条件に語った関係者によると、中国人民銀行(中央銀行)が上海黄金交易所(SGE)を通じ、友好国の中央銀行に金を購入し、それを中国国内に保管するよう働き掛けている。ここ数カ月にこうした取り組みが行われ、東南アジアの少なくとも1国が関心を示しているという。
この動きは国際金融システムにおける中国の役割を強め、米国や英国、スイスなど西側の金融センターやドルへの依存を減らすという目標の実現にさらに近づくことになる。高まる地政学リスクに対するヘッジとして各国は金購入を進めており、経済的な衝撃への緩衝材として欠かせないと見られるようになった資産の安全な避難地を人民銀が提供する好機が生まれている。
人民銀とSGEはコメントの要請に応じなかった。
金は最近過去最高値を更新したが、この上昇を大きく後押ししているのが中銀の需要だ。人民銀自身、10カ月連続で金を買い増して・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報