パチスロというのは、3、4年くらい前までは僕みたいな半チクでも立ち回り次第でちょい勝ちできるから好んで通っていたんだけど、今はもうダメ。スマスロの台頭や上位下位のATどうのこうの、有利区間切り前提の遊びになると、腰を据えて(低設定を)回さないとならない事態になった。去年ぐらいまではそれでも自分を誤魔化し誤魔化し触っていたが、今は「少しでも勝ってるうちに撤退」ができるチャンスが本当に少なくなった。平均投資額も上がってしまったことで、僕みたいな20年選手ですら手を引く事態になっている。
この高射幸性重視の流れは恐らくあと数年は続くので、もうちょっと打たずに済む期間が担保されそうだ。(文:松本ミゾレ)
■万枚達成率は上がったが…少額で当てて万枚出せる時代と、10万使って万枚出せる時代
さて、パチスロ打ちにとっては大勝こそが遊技の醍醐味である。僕なんかは10,000円使って11,000円相当のメダルが出たら貯玉してさっさと帰宅するみみっちい男なんだけど、基本的にはそういうユーザーは少ない。だって依存症だからね。そんな1,000円程度の浮きなんて勝ちじゃないと思っているのだ。
では彼らは、1回の遊技でいくら勝てば満足なのか。中央値を意識したことはないが、おおよそ50,000~80,000円ぐらいのラインではないだろうか。このぐらい勝てば、まあ満足というライン。
その上となるとやっぱり万枚かな。等価換算で200,000円のライン。出玉がちょうど10,000枚に達するキリの良さもあるし、昔から万枚を一つのゴールに据えている人も多い。
そのさらに上となると20,000枚だけど、現行機は吸い込みは無制限のくせして、差枚数でプラス19,000枚になると強制終了になる。そのため、20,000枚という記録は現在では狙えなくなってしまいました。笑っちゃう。
そもそも今は有利区間という括りもあるため、特定のG数を遊技するか、一定の枚数を突破するとこの区間がリセットされ、その際のチャンスゾーンを突破しなければ出玉が伸びなくなるという枷が設けられた。
(中略、詳細はソースでご確認下さい)
■万枚の思い出は特別、それは今も昔も変わらない
ただ、万枚突破という経験は、パチスロ打ちにとってはやはり大きな思い出というか、トロフィーみたいなものではある。これについては昔も今もそんなに変わらないはず。やっぱり万枚ってキリがいい一つの目標到達点ではあるし。
先日も5ちゃんねるに「なんG民が最初に万枚だしたスロット台」なんていうスレッドが立っていたぐらいだ。やっぱり万枚って、特別なんだよね。書き込みを引用させてもらっちゃおうかな!
「吉宗。4号機のSTや大量獲得始まる前から打ってるけど8,000枚や9,000枚止まりで初めて越えたのが吉宗」
「初代モンハンだったような男塾だったような」
「スーパーブラックジャック。20,000枚出た」
「初代北斗やな。店員が万枚のレシート出して他のコイン流してくれたわ」こんな具合。もう5ちゃんねるっておじさんしかいないので、書いてあるのも昔の台ばっかり。それも今から20年ぐらい前のね。
現在スマスロを打っている人も5ちゃんの機種板とかならチェックはしているんだろうけど、もういちいち書き込みとかはしてないのかもしれないね。こういう雑談メインのスレッドなんておっさんが昔話してるだけだから。得るものがないんだ。
ただ、万枚自体の印象が鮮烈なのは現在も同じ。最近もXで相互のユーザーが万枚突破した旨を興奮した様子で書き込みをしていた。
長く賭博をしていたが万枚は初めての経験だとも書き込んでいたので、やっぱり現代のパチスロユーザーにとっても万枚って特別なのだ。まあ、人によっては万枚を10回も20回も達成しないと、生涯収支が黒くならないんだろうけど。
2025年9月20日 6時0分 キャリコネニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/29610672/
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Source: 鈴木さん速報