長崎県警の20代の男性巡査が、本人名義のキャッシュカードを第三者に譲渡し、特殊詐欺に使われていたことが分かりました。県警はこの巡査を犯罪収益移転防止法違反の疑いで11日に書類送検し、懲戒免職としました。譲渡された口座には、県外の被害者7人から約840万円が振り込まれていました。書類送検されたのは、長崎県の離島地区に勤務する20代の男性巡査です。
警察によりますと、男性巡査はことし1月頃、本人名義の2つの預金口座のキャッシュカードと暗証番号をそれぞれ第三者に譲り渡し、現金9万円を得たということです。
ことし3月に県警の捜査の中で、男性巡査の譲渡の疑惑が浮上。
本人に聞き取りを行ったところ、「パチンコやゲームの課金で浪費し金に困っていた」と譲渡を認めたということです。譲渡した口座の1つは特殊詐欺に悪用されていて、県外の被害者7人から合わせておよそ840万円が振り込まれていたということです。
県警は11日、男性巡査を犯罪収益移転防止法違反の疑いで書類送検し、懲戒免職処分としました。
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Source: 鈴木さん速報