大阪市は今年1月27日から、路上喫煙の禁止エリアを市内全域に拡大しました。大阪市では喫煙者が約43万人いるとされ、これは政令市で最も多く、約6人に1人が喫煙しているという計算となります(2022年厚労省「国民生活基礎調査」等から算出)。タバコのルールが変更されて約1か月。その効果と影響、そして新たに見えた課題とは…。(中略)2月下旬の平日、新たに禁止区域となった谷町九丁目を市の指導員が巡回するところに、取材班が同行しました。
開始から程なく、ドリンクの自販機の前で立ち止まって喫煙する男性がいました。
(指導員)「タバコがあかんのですよ。1月27日から全域禁煙というのは知ってはります?大阪市内の路上全部禁止なんです」
(男性)「あ、そうですか」
(指導員)「『罰則として1000円を徴収します』となっているんで、1000円いただかないとあかんのですよ、今」
(男性)「今ですか?えー」(中略)この日は1時間半の巡回で、8件の路上喫煙を指導しました。
(大阪市環境局 西田充志指導員)「やはり朝一番ぐらいと昼すぎ。昼すぎが一番(路上喫煙が)多いと思います。あと夕方4時5時ちゃうかな。大阪市内全域になっても喫煙所の数は少ないのかなと。きょう回っていたエリアでも公衆の喫煙所は1か所しかありませんし、もうちょっと増やさなあかんのが実情だと思います」
大阪市は喫煙禁止エリアの拡大にあわせて喫煙所の整備を進め、民間施設も含めて約350か所設置しています。しかし、2月17日時点で、中央区が66か所、北区が39か所設置されている一方、都島区は9か所、福島区は7か所と地域によって大きく偏って・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
続きを読む
Source: 鈴木さん速報