【香川県】県警巡査部長が「携帯回線」を転売　書類送検　パチンコなどで多額の借金

2022年4月11日 (月) 17:45

巡査部長は、回線契約ごと16台を数万円で転売していて、購入した業者は特殊詐欺などに使う疑いもあるとして捜査しています。巡査部長は、高松地検に書類送検され4月11日付けで依願退職したということです。

香川県警本部　中村 弘孝 首席監察官は、「警察官としてあるまじき悪質な犯罪行為で信頼回復と再発防止に務めたい」とコメントしています。

（11日17:45）

自身名義で回線契約し、買い取り業者に計数万円で転売していた。この業者は、特殊詐欺に使用される携帯電話を販売している疑いがあるという。県警は、今回のスマホはいずれも犯罪には使われていないとしている。

　巡査部長はパチンコなどで多額の借金があり、「目先の借金返済のことしか考えられなかった。恥じる行為をした。辞職をもって責任を取る」と話しているという。（堅島敢太郎）